祖母国定公園(1965年指定)は大分、宮崎両県にまたがり、祖母山(1,757m)、傾山(1,602m)、大崩山(1,643m)などの山々と、高千穂峡、藤河内渓谷、祝子川渓谷などが公園内にあり ます。その面積は220平方km。地質は花崗岩を主体に、阿蘇溶岩が加わり、古生層、中生層もみられます。

これらの区域は鉱物資源が豊富で、かっては鉱山が栄えました。公園内は広く森林に覆われ、その中でも大崩山の原生林は深い渓谷とともに神秘的が香りが漂います。近く(宮崎県 側)には天孫降臨伝説で有名な高千穂峡があります。 日本百名山の祖母山には、モミ、ツガ、ヒメコマツなどの原生林があり、この一帯は自然保護が徹底しているので、カモシカやニホンジカなどの野生動物が多く生育しています。

このような背景からカラダに優しい潤いのあるナチュラルミネラルウォーター「一万年の雫」が誕生した所以(ゆえん)です。

一万年岩層は、この大崩山の大規模火山活動にともない噴出した花崗岩マグマの「後火成作用」および変成作用により、｢四万十帯｣地層を構成する海洋堆積岩である砂岩が大きな変成をうけて誕生した新鉱物“ホルンヘルス”であると考えられる。さらに一万年岩層に存在する薫青石をはじめとする変成鉱物や、特長的な化学組成鉱山物質はこの鉱石が火山活動により花崗岩マグマから放出された約400℃～500℃の揮発性の火山ガスによって約1万年という長い歳月をかけて熟変成を受けて誕生したことを物語っている。世界最大級の巨大カルデラを誕生させた地球規模のエネルギーが1万年の時をかけて創りあげたエネルギー鉱石、それが「一万年岩層」である。

人間の体で作っている元素は34種類と言われています。そのなかで必須微量元素の大半を含有しています。

一例をあげますと、バナジウム、活性酸素消去酵素であるSOD(スーパーオキシドディスムターゼ)の活性と密接な関係がるマンガン、銅、亜鉛、さらには生物の成長因子に関係するコバルト、生体内で極微量ながら他の元素と共存し生体維持に関わると言われるチタン、免疫促進効果、抗炎症作用に関わるセレンなど、一般の岩石ではみられない微量金属元素やさらには地球の始源的組成とされる希土類元素を多種含有しているのが大きな特長です。

これらは、火山性のマグマから放出された様々な微量元素がガス化し、１万年からの時をかけて母岩である砂岩の粒子空間に入り込みホルンフェルス化した為と考えられています。

祖母傾国定公園内の近代的な設備の工場で、泉源採水からボトリングまで全ての工程を採水地で行う「採水地パック製法」で空気に触れることなくフル充填(518ml)しています。空気に触れる事による品質の劣化を防ぐため、水をボトルにフル充填しています。キャップを開けるときに水がこぼれないようお気をつけください。